農業が営む目的があるとするならば、食の材料となる野菜や穀物を世に届け続けることになりますでしょうか。こうした継続性を考える上で、我々生産農家の丹誠による栽培環境はとても重要な営農資源です。その地域で得られる天然由来の資材を活用した有機農業は、次の世代へこうした栽培環境を継いでゆく農法であるとも言えます。
野菜を届ける先々で、お客様が作物から栽培地へにつながりを感じていると感じたり、信じたりしているからこそ、私たちはこうした栽培にこだわり、日々の営みを続けていけるのでしょう。この循環を次世代へ残すことが、私たちが取り組む有機農業だと考えています。
ハンサムガーデン
英語表記:Handsomegarden.com
由来:とある夏の日の午後、作業を終えたwooferが当園をみて、「how handsome it is」とコメントしたことから、謙譲語「錦地」に「handsome garden」と引き当てて当園のブランドとしました。
山口農園では、昔から有機農業にこだわってきました。完全有機JASで栽培し、農薬や化学肥料を一切使わないことが身体に対して安全安心なのはもちろんですが、そういった資材を使わないということは土の微生物を守り、水や空気なども汚しません。有機農業は環境保全にもつながり、つまりは地球環境を守ることになるのです。
また、そういった有機農業を広めるために「オーガニックアグリスクールNARA」を運営し、できる限り農業に携わる方を育成していきます。また卒業生が有機農業で新規独立就農ができるように「山口農園グループ」をつくり、全国のスーパーや百貨店などに野菜をグループとして出荷しています。こうしたことは、新規就農支援だけでなく、耕作放棄地や遊休地を有効活用し、若い方の田舎への定住促進や地域雇用にもつながっています。我々は今後も有機農業にこだわり続けていきます。
類農園は、1999年の設立以来、約20年にわたり「自然に学び、いのちを育てる。」をモットーに「有機野菜」を栽培しています。 お客様の高まる安心・安全に期待に応えていくために、肥料にもこだわっています。
肥料には、類農園直売所の店頭精米から出る米ぬかやお醤油屋さんから譲り受ける醤油かす、植物残渣などを発酵させた植物由来の自家製の「ぼかし肥料」を使っています。 家畜由来の肥料を一切使用しないことで、ホルモン剤等の混入を防いでいます。
また、この様な天然資源を活用し循環させることで、土壌や河川、地下水、海洋の汚染の制御や、生き物の多様性保全効果を高めることで、「持続可能な循環型社会」の実現を目指しています。
類農園が栽培している有機野菜の品目は、年間約40種類です。全国でも珍しい多品目の有機栽培に取り組んでいます。
また、宇陀金ごぼう、大和まな、大和きくな、今市かぶなどの大和野菜の栽培も行っており、地域資源を守り伝承していく活動にも力を入れています。
